子育てとお金は離して考えたいところですが、子供が幼いうちから考えていかなくてはならないことですよね。我が家には三姉妹がいるため、切実な問題です(^^;

奥さんと一緒にいろいろと考えながら工夫や挑戦をしたことで、無理しすぎずに家族での生活を楽しみながらも、将来に備えた貯えを少しずつ進めることができ始めています。

我が家での工夫や挑戦についてご紹介します。考え方や状況等異なるとは思いますが、少しでも皆様がお金について考える上でお役に立てますと幸いです。

この文章のまとめ

・子供の教育費用はとても高い。
・その上で、夫婦での老後資金確保も必要

⇒現在の稼ぎのみではやはり不安。
 「無理のない範囲で」稼ぎの多様化と節約を図る必要がある

ポイントとなる数字

(単位:万円)

3人分の教育費

老後資金

大型出費用の必要資金

必要な貯金額

必要となる「お金」

我が家では、まずはこれから必要となるお金をざっくりと挙げてみました。

 

・教育資金
1人約2000万円として試算すると、3姉妹の我が家では6000万円です。

(各種統計データがありましたが、学費については「幼稚園から大学までずっと公立:約800万円程」「高校から私立で、大学は私立理系:1200万円から1500万円程」など、パターンが多くて考えにくいと思います。さらに、ここに各種習い事や塾、大学で一人暮らしを行った場合の仕送り、人によっては留学や大学院・専門学校への進学なども入ってきます。3人がどのような道を進むのか、まださっぱりですので、少し多めで試算してみました。それでも、みんなが理系/私大とかになると、かなり苦しいのですが(笑)

少し細かなご参考:私が見た各種資料です。どれもなかなか興味深いものでした。
-文部科学省白書2018 「家計における教育費負担」
-文部科学省「私立大学等の平成28年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」「国公私立大学の授業料等の推移」「平成28年度子供の学習費調査」
どれも文部科学省のWebサイトから閲覧可能です。)

 

・老後資金
試算としては、65歳から年金にプラス毎月10万円かかる前提で、90歳まで生きるとしました。
その場合は3000万円となります。。。
(最近流行りの「老後は年金に加えて約2000万円必要となる」は根拠ありそうです。)

 

ここまでで、クラクラしてきますが、更にいろいろとかかります。

・車
試算としては400万円程の車を7-10年毎に買い替える前提としました。
(郊外に住んでいるので、送り迎え等を考えると車は必需品です。また、3姉妹だとやはり少し大きな車が必要となってくるため、試算としては400万円としました。最近の車は安全設備等が充実していて値段も高いので、それでも少ないのかもしれません。。。)

・家
試算としては4000万円で入れました。賃貸とするかもしれませんが。。。

 

生活費や旅行などに通常の出費に加えて、大型出費として単純計算で『1億5000万円』程は必要となる可能性があります。ここで思考停止になりかけましたが、「では、毎年いくら貯金していく必要があるのか?」と考えてみました。なぜなら、「子供1人にかかる費用は2,000万円」とされていても、毎月の学費などは生活費の一部として賄っていますよね。なので、「貯金額」とは少し異なります。また、家や車は、ローンや専用の積み立てなどとできるため、これらも「貯金額」からは除いて考えた方が我が家の場合は現実的です。(出費の総額は変わっていないため、堅実な家計運営が大切であることは変わりないのですが。。。)

必要な「貯蓄額」

子育てに関する各種補助や、退職金や年金等も含めて考えると、我が家の貯蓄額目標としては『最低3400万円』となりました。内訳は下記のとおりです。

・3姉妹の大学費用2400万円
(授業料・生活費/仕送り等を含めてざっくりと年間約200万円×4年間×3人と試算しました)

・老後資金の1,000万円
(退職金(大学卒業の平均額は約2,173万円:厚生労働省平成30年就労条件総合調査)を入れて、先ほどの約3,000万円となる額です。)

 

貯蓄開始時期によりますが、65歳まで働くとすると30歳から開始すれば年間約100万円です。月に約10万円貯金すれば何とかなる金額なので、1億5,000万円と比較すれば、ようやく現実的な値となってきました(^^;
但し、子供が大学に通う家計的にとても厳しい期間も含めた平均額なので、余裕がある時は年間約200万円程貯金する必要がありそうです。。。ボーナス補填でも、かなり厳しい金額ですね。

 

なお、今回の試算内容はあくまでも我が家を対象としたざっくりとしたものですので、あくまでも参考としてご覧ください。様々な状況/目標等あると思いますので、ご自身で試算してみたり、ファイナンシャルプランナーの方と一緒に検討したりしてみて下さいね♪

次回:

稼ぎの多様化に向けて

3人の子供を不自由なく育てつつ、老後もそれなりの生活を送りたい場合は、生活費や旅行料金、家賃や各種ローンなどを払いながら、年間100万円~200万円の貯金を確実に進めていくことが必要そうです。。。

本業で十分な貯金ができる方は全く問題ないのですが、普通は対策が必要となる金額ですよね。我が家では、奥さんと一緒に「稼ぎの多様化」を行うことで、将来への備えを少しずつですが開始しました。次回は下記のようなことを書いていこうと思います。お子様を望まれている方、2人目/3人目を考えてらっしゃる方などにとって、少しでも参考となると嬉しいです。

-本業と副業:
まずは本業をしっかりと!
副業が禁止されていない場合は、一歩踏み出してみてはいかがですか?

-投資
まずは貯金をしっかりと!
余裕資金の一部を我が家では投資に回しています。「博打」ではなく「保険」のようなイメージの投資とは?

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