電子ピアノの選び方
我が家では、お母さんもお父さんも小さい頃にピアノを習っていたこともあり、こども達もピアノを習っています。
今までは家のキーボードで練習していたのですが、さすがに限界がきて、 電子ピアノ を買うことにしました。アレコレ調べながら、紆余曲折しながらたどり着いた KAWAI さんのピアノに大満足しています。
これから電子ピアノを購入される方が読んでくださった際に、一つでも参考になる内容があると嬉しいです。
目次
・電子ピアノって、どこで買うのがいいの?
・電子ピアノを選ぶポイント/価格感
・我が家の候補と最終的に選んだ理由
・KAWAI CA49 のオススメポイント
・おまけ:ちょっとお得に買う方法 (ピアノを習っている方向け)
・おわりに
電子ピアノって、どこで買うといいの?
木製のピアノほどではないものの、電子ピアノもそれなりのお値段なので、いくつか実際の店舗を回ってみました。
・家電量販店
最初に伺ったお店は、近所の家電量販店(ビックカメラ/コジマさん、ノジマさん、エイデンさん)です。
メーカーがヤマハ・カワイ・カシオ・ローランド・コルグといったようにたくさんあり、各社多くのモデルを出していて値段もピンキリ。それぞれ、取引しているメーカが異なるようで、あまり同じものが置かれていなかったことは興味深かったです。
なので、もし近所に家電量販店が複数あれば、それぞれ回ってみてもいいと思います。
家電量販店のメリットは、なんといっても行きやすさと安さです。
一方、デメリットとしては、店員さんが電子ピアノに精通していることを期待することは少し難しいことだと思います。
・楽器店
ピアノやギター、楽譜などが売っている専門店さんです。
もし近所にそれなりの大きさの楽器店があれば、ぜひ足を運んでみてください。少し高級機が多めではありますが、KAWAIなどの直営店とは違うので複数のメーカーの電子ピアノを引き比べることができ、店員さんもとても頼りになることが多いと思います。
お値段は家電量販店さんにはかなわないこともあるかと思いますが、常に相談できるような安心感もありますね。
・メーカー直営店
私の家の近所にはKAWAIの直営店があったため、電話して予約した上で伺いました。
もちろんメインは木製のピアノ販売なのですが、電子ピアノも置かれていて、直営店の営業の方ならではの詳しく丁寧な説明を聞くことができます。
(ネタバレですが、最終的にはKAWAIさん直営店で購入しています。営業さんって、やっぱりすごいですね 笑 )
・ネット販売
Amazonさんや楽天さんですが、かなりの種類をネットで購入することができます。
そして、想像通り、基本的には最安です。
お店の方と相談することができないのですが、最近ではオススメポイントの動画なども紹介されているので、意外に分かりやすかったりします。
電子ピアノを選ぶポイントと価格感
選ぶことがなかなか難しかったのですが、弾いてみた感じや、お店での紹介内容などを見ると、少しずつ価格の感覚や選ぶポイントが分かってきました。
学んだことを書きますね。少しでも参考になると嬉しいです♪
・お得な電子ピアノ (10万円前後)
もう少し安い電子ピアノは簡易的なキーボードのようなタイプですが、このあたりからだとピアノの形となっていて、スタンドや椅子も付いてくることが多いと思います。
ピアノを習い始める頃に準備する電子ピアノとしては十分なスペックだと感じました。
(我が家の昔の練習用のピアノはキーボードでしたので、もっとお安いタイプでしたが笑)
安い分コストをかけられないようで、鍵盤はプラスチック、タッチは本物のピアノよりも少し軽めであることが多いです。
ピアノのレッスンが進むと、弾き方で微妙な強弱や、綺麗なスタッカートの練習が必要になってくると、ちょっと物足りなくなってきそうです。
また、最近の電子ピアノは、bluetoothで接続してより楽しく使用するといった機能が入っていますが、このクラスは対象外となっていることもあります。
・スタンダード (20万円前後)
このあたりから、木製ピアノにグッと近づいてきます。
鍵盤が木製となり、本物のピアノの鍵盤と同じ構造とすることでタッチを本物に近づけるような工夫がなされていることが多いです。
スピーカーも、ピアノの奥に高品質なものが複数備えられ、本物のアップライトピアノを演奏しているような感覚を得ることができるようになってきます。
家でのピアノの練習を行うことが目的であれば、十分すぎる性能となってきます。
ただ、下でご紹介するような各社高級機とは便利さの面で差がつけられていることが多いです。
(そのような便利機能は不要であれば、このクラスがオススメです。)
・ハイスペック (30万円超え)
各社の最高級機となります。
タッチはこだわりの技術でほとんどピアノと同じとされていて、音もグランドピアノを忠実に再現されているようなことが多いように感じました。スピーカーも4つや6つ搭載されていて、臨場感が得られます。
そして、大型の液晶パネルや、スマートフォンとの高度な連携など、各種便利機能が惜しみなく搭載されています。
本物の木製ピアノとは異なる楽しみ方もできそうですね。
我が家の候補 と 選んだ決め手
いくつかのピアノの中から、我が家では以下の3つに絞りました。
①カシオ CELVIANO 「AP-310」や「AP-710BK」
カシオさんが音色に大変こだわられています。
選ぶにあたっって、とても参考となった動画がこちらです。(開進堂楽器センターさんのYouTube動画です。)
とても気に入った「AP310」は2021年7月時点で184,800 円(税込)でポイント1%還元と、なかなか魅力的な値段でした。
今の最新の価格はこちらで確認できます。
②YAMAHA CLP-745WA
憧れのヤマハさんの電子ピアノです。
実は、最初に見つけたヤマハさんの電子ピアノは 「CLP-735DW」 でした。そして、価格は楽天さんで170,500円(税込)、その安さに驚いたのですが、やはり理由がありました。鍵盤が木製ではなく樹脂製で、少し求めていたタイプとは異なります。そこでヤマハさんの電子ピアノのモデル差を見てみたところ、公式ページで丁寧に差を説明してくださっていました。これらを見ると、木製鍵盤は745という中級機からであることが分かります。
735と745の違い:https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/10755
745と775の違い:https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/10757
775と785の違い:https://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/10758
2021年7月にCLP-745の価格を見てみると、楽天さんで231,000円、11,550ポイントでした。カシオさんよりも高額であるものの、ポイントを含めると予算内だったので、グッと気になりはじめました。(お手数ですが、最新価格は各社サイトをご参照ください。)
③KAWAI CA49
YAMAHAさんのピアノが気に入っていたのですが、少しだけ予算オーバーだった時に見つけたピアノが、同じくピアノメーカーのKAWAIさんが出されているCA49でした。
しっかりとした木製鍵盤、そして料金も少し良心的でした。(最近は半導体不足の影響で少し価格が変わっているかもしれません。最新価格はこちらです)
最終的な決め手は、家の近所にKAWAIさんの直営店があったので、そこで試し弾きをさせてもらうことができ、こども達が大変気に入ったことでした。営業のお兄さんから伺った以下内容も選んだ理由です。
・高級電子ピアノと本物の木製ピアノの違い
「音にはしっかりとこだわっています。ただ、やはり木製ピアノならではの重なりのある音は電子ピアノのスピーカーでは難しいものです」と語って下さいました。
隣に置かれていた本物のピアノと比べてみましたが、やはり音の質は違います。
ただ、もちろん、お値段も違います(笑)今まで持っていたキーボードのピアノ音よりも明らかに異なり、家で弾く分には十分です
・リーズナブルな一品
我が家の目的のメインはこども達の練習用なので、いろいろな機能が使用できる大画面パネルや、高級大音量スピーカーなどは要りません。
木製鍵盤となるモデルの中で、一番リーズナブルなこちらの製品CA49を紹介頂きました。
・ちょっと他社比較
「YAMAHAさんは黒鍵は木製ではないものの、KAWAIは黒鍵含めて木製なんです」という、ちょっとした比較も紹介頂きました。
我が家はKAWAI CA49を購入しました。決め手は「近くに直営店があって、説明を聴きながら試しに弾くことができたから」「こども達が満足していたから」「何か困ることがあれば相談させてもらえる営業の方がいるから」
(どのピアノもとても素晴らしく、値段もそこまで変わりません。どれを選んでも、おそらく満足していたと思います。ちょっと期待外れな結論ですみません (^^;
最後に、実際に家で使用している感想を書きますね。購入するか迷われている方にとって、少しでも参考になる情報がありますと幸いです。)
KAWAI CA49 のオススメポイント
・音の良さ
お店などで弾いた時よりも、家で弾く方が音が良く感じました。おそらく、量販店や楽器店はフロアが広く開放的ですが、家はそこまで広くはないためだと思います。電子ピアノでも十分満足しています。
・付属品
少し安価なキーボードなどには付いていない「椅子」「ペダル」「ヘッドフォン」などがしっかりと付いていて助かりました。
・少し驚き:アプリ群の充実さ
パネルは確かに小さく、ここでの操作はスムーズとは言えませんが、Bluetooth接続機能がありiPhoneやiPadと接続することができます。
そして、「Piano Remote」「Pia Book Player」というアプリを無料で使用することができます。
Piano Remote:
音色の変更や、メトロノーム機能、デモ音楽の再生機能などが備わっています。本体のパネルがシンプルである分、アプリで直感的に操作できることは助かります。
Pia Book Player:
デジタルピアノに内蔵されている練習曲の楽譜を見ることができます。iPadで見るとかなり譜面に近い感覚で楽しむことができて便利です♪
おまけ:ちょっとお得に買う方法
もし楽器店やピアノ直営店で電子ピアノを購入されようとしている方でピアノを習っている方は、ピアノの先生と相談して見てもいいかと思います。
やはりオススメのピアノは先生の方がお詳しいですし、ピアノの先生は楽譜の購入などで楽器店や専門店とお付き合いがあるため、ご紹介という形となると営業の方が少し安くしてくださることがあります。
(ただ、調べた限り、やはり一番安いのはネットでした…)
おわりに
長々と失礼しました。これから電子ピアノを購入される方にとって、少しでも参考となる内容がありましたら嬉しいです。
ありがとうございました♪
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